野村グループは2012年より、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた宮城県亘理郡にある里山・戸花山（とはなやま）を桜の名所にするための活動、「さくらプロジェクト」を地元のグループ「戸花山桜の会」の皆様と共に行っています。

　震災発生前から戸花山では、「この山を桜の名所にしよう」との想いのもと戸花山桜の会の皆様が桜の植樹と管理を行っていましたが、震災後独自では活動継続が難しくなったことを受け、野村グループが取り組む被災地復興支援活動の一環として役職員からの寄付を基に戸花山で桜の苗木を植樹したことがこのプロジェクトの始まりです。

　プロジェクト開始以降、年に2回、春と秋の各２日間にわたる活動を継続して行っており、2025年11月に21回目の活動を実施します。これまでに植樹した桜は622本（うち、513本は野村グループの役職員からの寄付によるもの）、参加した野村グループの役職員は累計で1300人ほどになりました。これからも、桜や紫陽花、れんきょうの植樹、幼木の保護や山道の整備などの活動を通じ、戸花山により多くの人たちが訪れてくれるよう、自然保全活動を支援していく予定です。